…良人はただの人類学者です
初めての植民地で未開の民族を研究したにすぎない
伝説の…などと言われる者ではないのです
明治後期。日本の植民統治が始まったばかりの台湾。
人類学者の百木太郎は、妻のアイを連れて、台湾に渡る。
台湾の高知には手つかずの自然が残り、原住民たちがそれぞれの文化を守って暮らしていた。
山々を駆けめぐり、原住民の言葉を覚え、彼らの生活を記録する。百木にとってそれは夢のような生活だった。ところが、総督府が原住民の統治方法を転換したことで、事態は一変する…。
※台湾では、「先住民」は既に滅んだ民族という意味となるため、台湾での一般的な呼称に倣い、原住民と表記します。
作:石原 燃
演出:小笠原響
ドラマトゥルク・音楽=エリ・リャオ
2025年3月13日(木)〜17日(月)
会場:吉祥寺シアター
前売り開始=2025年1月30日(木)