『5月35日』無事に全ステージを終えました。

ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。
連日ほぼ満席で、熱い拍手をいただけました。
役者たちがその拍手に勇気づけられて、どんどん自由になっていくのを感じました。

強い怒りを持ったシウラムを愛情を以て演じてくださった竹下景子さん、臆病なアダイがどんどん変わっていく様子を演じてくださった林次樹さん、二人を支え、劇世界を立ち上げてくださった役者の皆さん、演出の松本祐子さんをはじめとするスタッフの皆さんにも心から御礼申し上げたいと思います。ありがとうございます。

そして、素晴らしい戯曲を書いてくださった莊梅岩さんにも、改めてお礼を申し上げたいと思います。
莊梅岩小姐、這次演出很成功。非常感謝你。

この公演が終わっても、香港の状況は変わりません。世界の状況も変わりません。
問題は続いていきます。そのことを忘れずにできることをしたいと思います。

「人々にとってジッジが犠牲者の一人に過ぎなくても、私は一生あの子を家族として愛する。あの子をただの数字にしてはいけないの。」(シウラムの台詞より)

本当にありがとうございました。